KOHLERの歴史は1873年に始まります。
金融恐慌の環境下にもかかわらず、当時29才だったオーストリア系移民のジョン・マイケル・コーラーはユニオン鉄鋼鋳造所を買収し、ここにKOHLER社が誕生しました。
創業当時のKOHLER社は主に農家向けの農機具や、家具工場のための部品などを製造していました。
ジョン・マイケルが顧客である農民のために大胆な発想を起こしたのは1883年のことでした。
彼は、馬の餌を入れる「飼い葉桶」をエナメルでコーティングし4本の足を付け、バスタブとして販売したのです。
そのことをきっかけに、KOHLER社はサニタリーメーカーとしての道を歩み始めます。
KOHLER社の成長を支えた初期の従業員の多くは移民でした。
彼らはヨーロッパで培われた技術を新しい地で生かし、成功しようという者たちでした。
その優れた技術力によりKOHLER社は、アメリカで最も大きな個人創業企業の1つとなりました。
現在ではバス・キッチン製品はもちろんのこと、家具製造やリゾート開発、工業製品の開発等、多分野に渡り、その活動範囲は世界中に及んでいます。
KOHLER社は、「THE BOLD LOOK OF KOHLER(=コーラーの大胆なデザイン)」をキャッチフレーズに、大胆で斬新、それでいて安らぎのある個性的で美しい製品を生み出すメーカーとして世界中で愛され続けています。
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